杏仁さん「あんズのみなさんと一緒につかんだ、夢の第一歩」
はじめに
杏仁さんは、「声を仕事にする」という夢を持ちながら、Mirrativでの配信・fancでの活動をされてきました。今回、その夢の第一歩を踏みだされたということで、インタビューさせていただきました🎉
残念ながら、お仕事の関係上「杏仁さん」という人格は活動停止になってしまいますが、このインタビューが杏仁さんを応援してきたみなさま、夢を追って日々努力しているみなさまの心の支えになりますように😋
fancでは「信頼」を繋ぐことができた
まずは杏仁さんがどのようにfancを使われていたかをお伺いしました😃
ーーfancを始められたきっかけはなんだったんですか?
すごく嬉しいことに、「ファンクラブを作らないんですか?」と視聴者の方に言っていただいた事があり、そこからぼんやりと「ファンクラブやってみてもいいかも」と思っていたんですが、作り方や運用の仕方がわからなかったんですよね(笑)
そんなときにfancができて、これなら私でも簡単にできるかもと思ってはじめました。
ーーfanc使ってみてどうでしたか?
最初は、(入ってくださるみなさまが)月額600円かかるということで、ちょっとだけ躊躇する気持ちもありました。
ただ、有料であることで「私のことをお金を払ってでも応援してくれるんだ」という感情が生まれ、お互いの信頼感へとつながっていきました。
fancのメンバーとは信頼でつながっているので、ほかの場では言いにくいこともfancでは言えるし、Mirrativでモデレーターを頼みやすくもなりました。
fancを通じて、信頼できるメンバーと繋がれたことはうれしかったです。そして、そんなメンバーが何人もいてくださることで、モチベーションに繋がりました。
Mirrativ配信中のスクショと一緒に「杏仁さんのここが好きです!」とfancに投稿頂いたこともありました。私も「形として残しておくほど気に入ってくれたんだな🍮💕」と嬉しくなりました。 メンバー間の距離が近いやり取りができて、ナイショ話みたいでよかったです。
夢への切符は、感謝を忘れないこと、正直であること。
fancのユーザーさんには、「夢を追いながら頑張っている人」がたくさんいらっしゃいます。そのような境遇にある方に向けて、杏仁さんからメッセージをお伺いしました😃
ーーこれまでを振り返ると、夢へ向かって着実に進んできたという感じでしょうか?
「自分の声を仕事にする」という夢を昔から持っていましたが、全然一直線にはいけなくて。実は、Mirrativを始めるまで、すっごいもやもやした日々を送ってたんですよ。オーディションを受けに行くんですが、納得いく行く結果にはならなくて。ほんと、「東京にいる意味ってなんだろう?」 と悩む日々だったんです。2年くらい全然活動ができない時期もあって、このままフェードアウトかなって思った時もありました。
そんなときに偶然、Mirrativでエモカラ配信を始めたんです。そこから少しずつ変わり始めてきました。さっきもお話したように、私のことを応援してくれる人がでてきてくれたんです。
ーーそこでちょうどよくfancも使いはじめていただいたと。
そうなんですよ。fancでは応援してくれる人が目に見えるので、すごく支えになりました。私も人間なんで、気分がいいときもあれば、落ち込むこともあるんですよ。そんなときに、fancのメンバーに相談したり、ある意味弱音みたいなことも吐いてみたり。
やっぱり、応援してくれる人の言葉ってすごく響くんですよね。応援してくれる人がいるからもっと頑張ろうと思える。そのときに、「感謝はできるときにしないといけない」と思いました。
ーー感謝はできるときに....?
感謝って、余裕があるときにしかできないと私は思っています。やっぱり、自分の事でいっぱいいっぱいのときには、周りに対してありがとうを伝えるのって難しいですよね。
だからこそ、感謝ができるときに、感謝の気持ちを精一杯表現することにしています。どんな夢も一緒ですが、自分ひとりじゃ達成できないと思うんです。だから、余裕のあるときにこそ独りよがりになるのではなく、些細なことにも感謝の気持ちを抱き、その気持ちを自分らしく表現することを大切にしています。
あと、みなさんのおかげで、両親により感謝するようになりました。この声で生んでくれたこと、他の人よりも少しだけうまく歌える力をくれたこと。みなさんとの関係性を通じて、感謝することの大切さを学べました。そしてだんだん、単に感謝するのではなく、恩返しをしていきたいという気持ちが生まれてきたんです。
ーー深い。それが、正直につながっていくんですね。
そうなんですよ。恩返しについて考えているうちに、「正直であること」にたどり着いたんです。これは応援してくれている人に嘘をつかないという意味もありますが、自分の気持ちや、やりたいことに対して正直に生きるということです。
人生なにがあるかわからないからこそ、自分の気持ちに正直に、やりたいなと思ったことをやる。それをためらっていると、応援してくれている人の気持ちを裏切ってしまうことになるな。そう思うようになったんです。
何かにチャレンジしたり、環境をかえる一歩を踏み出す勇気って、自分ひとりだと難しいですよね。でもそこは、自分の気持ちに正直になること、周りの方が背中をおしてくれる力できっと乗り切れるんじゃないかなって。
なので、(fancに)登録してくれている人数に関わらず、一人ひとりを大切に感謝の気持ちをもちながら、自分の気持ちに正直に活動していくのがいいんじゃないかな、と思います。
支えてくれた、あんズのみなさんへ
最後に、あんズ(杏仁さんのファンの皆様)の方へのメッセージを伺いました😃
こんあんず🍮💕
まずは、半年間の短い間でしたが、たくさんいるミラティブ配信者から私を見つけてくれてありがとうございます。
一人でカラオケに行くくらいなら、エモカラ配信してみようかなってくらいの軽い気持ちではじめました。最初は2,3人に届けられたらいいなって思ったのに、最後にはフォロワーが2000人を超えました。
あんズのみなさんが応援してくれたり、ギフトをなげてくれたり、自分自身の配信で杏仁の配信を宣伝してくれたり。もー、あんズの輪はすごいなって、それくらい、杏仁自身よりもパワーをもって応援してくれました。本当にありがとうございます。
楽しいときも辛いときも、そばにいてくれたのはあんズのみなさまでした。次の一歩を踏み出せたのもあんズのみなさまのおかげ。杏仁は歌ってばかりだったけど、みなさんに恩返しできたかな?そう尋ねてみても、あんズのみなさんは、「いやいや十分すぎる」と言っちゃう方ばかりでした。そう言って頂けるから、安心して次へ挑戦できます。
次の活動の内容は詳しく言えませんが、160万人の配信者から杏仁をみつけてくださったみなさまであれば、次もすぐ見つけてもらえると思います。とにかく感謝しています。杏仁を見つけてくれたことも、あんズとして応援してくれたことも、本当に感謝しています。
みなさんと一緒に過ごした日々を糧にしてこれからも頑張ろうと思います。次、辛くなったとき、心の支えになると思います。
ミラティブを始めたのが5月の末なので、ミラティブで春を迎えていないんですよね。いろんな季節を一緒に過ごしたり、誕生日、年越しみたいなときも一緒に過ごせると思っていました。それはすごい心残り。
杏仁としては、私が杏仁ではなくなったとしても、みなさんと一緒に時を過ごしていきたい。みなさんの誕生日なども、個人的におめでとうとか感謝の気持ちを伝えたい。次の活動ではそういうことができる可能性が低いので残念ではありますが、その気持ちは本当になので、これからも杏仁のことを心の隅においておいてもらえるとうれしいな。元カノのように🍮💕
※本インタビューは2019年11月30日に行われました